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UI/UXデザインの基本:遊びやすいゲームを作るためのヒント

UI/UXデザインの基本:遊びやすいゲームを作るためのヒント

「ゲームの面白さには自信があるのに、なぜかプレイヤーがすぐに離脱してしまう…」
もしかしたら、その原因はUI/UXデザインにあるかもしれません。

ゲームのUI/UXは、プレイヤーの快適な操作や没入感を左右する超重要な要素!
どんなに面白いゲームでも、「メニューが分かりにくい」「操作が直感的でない」 だけで、
プレイヤーはストレスを感じ、離脱してしまうことも。

今回は、遊びやすいゲームを作るためのUI/UXデザインの基本を解説します!


目次

1. UI/UXとは?

UI(ユーザーインターフェース)
→ ゲームの画面やボタン、メニューなど、プレイヤーが目で見て操作する部分

UX(ユーザーエクスペリエンス)
→ ゲームをプレイする際の体験全体(ストレスなく遊べるか、楽しいか)

つまり、UIが「使いやすいデザイン」なら、UXも良くなり、
プレイヤーがストレスなくゲームを楽しめる!


2. 遊びやすいゲームUIの5つの基本原則

① 情報を整理し、シンプルにする

情報は「必要な時に」「適切な形で」表示する

悪い例(情報過多)

  • 画面に情報が多すぎて、どこを見ればいいかわからない
  • スコア、HP、ミッション目標などが一気に表示されてゴチャゴチャ

良い例(シンプル&整理)

  • 必要な情報だけを、プレイヤーが気にするタイミングで表示
  • 例えば、「HPバー」はダメージを受けた時にだけ目立つようにする

例:「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」

  • 画面UIが最小限で、プレイヤーの集中を妨げない
  • 必要な情報(敵のHPやマップ)は、適切なタイミングで表示

② 直感的に操作できるデザインにする

「見た瞬間に何をすればいいか分かる」デザインが重要!

悪い例(分かりにくいUI)

  • ボタン配置が不自然で、直感的に操作できない
  • 重要なボタンが小さく、押しにくい

良い例(直感的なUI)

  • 色や形でボタンの機能を示す(例:赤いボタン=攻撃)
  • メニューの配置を「一般的なデザイン」に合わせる
    • 例:FPSのリロードは「Rキー」、キャンセルは「Bボタン」

例:「スプラトゥーン」

  • ボタン配置が直感的で、チュートリアルなしでも動かせる

③ 一貫性を持たせる(デザインルールを統一)

ボタンやメニューのデザインルールを統一することで、迷いを減らす

悪い例(バラバラなデザイン)

  • 画面ごとにボタンの配置やデザインが変わる
  • Aボタンが「決定」だったり「キャンセル」だったりする

良い例(統一されたデザイン)

  • 同じ操作は、どの画面でも同じ動作にする
  • アイコンのデザインや配色を統一する

例:「ファイナルファンタジーシリーズ」

  • 「Aボタン=決定、Bボタン=キャンセル」がシリーズ通して統一

④ 重要な情報を目立たせる

プレイヤーが「今一番知りたい情報」を見やすくする!

悪い例(情報の優先度が不明)

  • ミッションの目標が小さく表示され、気づかない
  • 敵の攻撃が来るのに、UIが目立たず気づかない

良い例(優先度をつける)

  • 重要な情報は大きく、明るく、動きで強調!
    • 例:HPが少なくなったら赤く点滅させる
    • 例:ミッション目標を画面中央にポップアップ

例:「ダークソウル」

  • 敵の攻撃時に「音+画面エフェクト」でプレイヤーに注意を促す

⑤ 誤操作を防ぐ工夫をする

誤ってボタンを押した時のリスクを減らす!

悪い例(誤操作しやすいUI)

  • 「削除ボタン」が「決定ボタン」の隣にある
  • アイテム購入後に「キャンセル不可」

良い例(誤操作防止)

  • 重要な選択には「確認ダイアログ」を出す(例:「本当に購入しますか?」)
  • キャンセルボタンを分かりやすく設置

例:「どうぶつの森」

  • 家の模様替えなど、変更を確定する前に「プレビュー表示」

3. UXを向上させる演出テクニック

① 操作のフィードバックを入れる

「ボタンを押した」「敵を攻撃した」ことが視覚・音で分かると気持ちいい!

  • 攻撃時 → 「ヒットエフェクト」+「SE(効果音)」
  • アイテム入手時 → 「光るエフェクト」+「キラキラ音」

例:「モンスターハンター」

  • 攻撃がヒットした時に「手応えのある音+エフェクト」が入る

② UIをアニメーションで分かりやすく

静止画より「動き」のあるUIの方が、直感的に伝わる

  • ボタンを押したら「軽く震える」
  • メニューが「スライドイン」して出てくる

例:「ゼルダの伝説 風のタクト」

  • メニューが「ふわっと開く」演出で気持ちいい

③ ローディング時間を退屈させない

ロード時間を工夫すると、ストレスを感じにくい!

悪い例(イライラするロード画面)

  • 真っ黒な画面で、何も表示されない

良い例(退屈させない工夫)

  • ロード画面でヒントを表示(例:「モンスターハンター」)
  • ロード中にミニゲームを遊ばせる(例:「鉄拳5」)

4. UI/UXを改善するためのチェックリスト

項目確認ポイント
情報整理不要なUIを削って、見やすくなっているか?
直感的な操作説明なしでも、自然に操作できるか?
一貫性ボタンやデザインのルールは統一されているか?
情報の優先度重要な情報は目立つようになっているか?
誤操作対策「戻るボタン」や「確認メッセージ」はあるか?

結論:UI/UXを意識するだけでゲームの遊びやすさは劇的に向上する!

情報はシンプルに整理!(ゴチャゴチャしない)
直感的なデザインで、プレイヤーを迷わせない!
エフェクトやアニメーションで「操作の気持ちよさ」を強化!

UI/UXを改善するだけで、プレイヤーが快適にゲームを楽しめるようになる!
ぜひ、自分のゲームに活かしてみてください!

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