「毎日30分」で進める個人ゲーム開発ルーティンの作り方
「ゲームを作りたいけど、時間がない」
「仕事や勉強で忙しくて開発が進まない」
そんな悩みを持つ個人開発者は少なくありません。
実は、毎日30分でもコツコツ続ければゲームは作れます。
この記事では、限られた時間でも開発を進めるための「30分ルーティンの作り方」とそのポイントを紹介します。
目次
なぜ“毎日30分”が効果的なのか?
- 開発習慣を維持しやすい
- ハードルが低く、気軽に取りかかれる
- 少しずつでも着実に前進できる
「完成までの距離」を短くするのではなく、「進み続けること」を優先する考え方が大切です。
30分の時間配分例(1日あたり)
時間 | 内容 |
---|---|
5分 | 前日の振り返り&やること確認 |
20分 | 作業(実装・設計・デバッグなど) |
5分 | 次回のToDo記録、軽いメモ |
時間が短い分、あらかじめ何をやるかを決めておくことが成功の鍵です。
ルーティンを回すための工夫
1. タスクを細かく分ける
「ジャンプの実装」よりも、「ジャンプキーの入力検知」→「速度調整」→「アニメーション設定」など、
1つのタスクを小さく区切ることで30分でも達成感が得られます。
2. 毎日決まった時間・場所で作業する
脳と身体に「この時間はゲーム開発」と覚えさせることで、集中しやすくなります。
- 朝起きてすぐ
- 昼休憩中
- 寝る前の30分
継続のためには、「迷わず始められる環境」がとても重要です。
3. 進捗は必ず“見える化”する
日々の進捗を記録しておくと、モチベーションが保ちやすくなります。
- NotionやGoogleスプレッドシートで進捗管理
- GitHubでコミット履歴を残す
- SNSやブログで開発ログを発信する
4. 完成までのステップを事前に分割しておく
例:2Dアクションゲーム(全体で10ステップ)
- キャラ移動
- ジャンプ
- 当たり判定
- 敵キャラの配置
- スコア処理
- UI作成
- BGM追加
- ステージ1の完成
- リザルト画面作成
- ビルド&公開
このように、完成までの道筋を「地図化」しておけば、今日どこにいるかが分かりやすくなります。
よくある質問:30分だけで本当にゲームは完成するの?
答え:完成します。
ただし、以下のような工夫が必要です。
- 小さなゲームに絞る(1〜2時間で遊べるもの)
- 完成優先で進める(演出や装飾は後回し)
- フリー素材やAI支援ツールを活用する
大事なのは「1つのゲームを完成させる経験を積むこと」です。
まとめ:30分でも続ければ、ゲームは形になる
工夫ポイント | 内容 |
---|---|
タスク分割 | 小さくすれば短時間でも進めやすい |
習慣化 | 同じ時間・場所で作業する |
見える化 | 進捗を可視化してモチベ維持 |
全体設計 | 事前にステップを明確にする |
小さく作る | 短編・単機能で完成を目指す |
時間がなくても、毎日30分あれば開発は進みます。
「続けること」が最大の武器になる。
今日から、小さな積み重ねを始めてみませんか?
コメント